あおり運転

「煽り(あおり)運転をする人」の種類を知って上手に回避

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「煽り運転をする人」の種類

今回は、いわゆる「煽り運転」をしてくる側のお話です。要するに、被害者側でなく加害者側について考察し、適切な回避策、対応策について探ってみたいと思います。

「煽り運転をする人」は大きく分けて、2種類です。「煽り運転をすること」が目的で運転している人、そしてもう1つは「その意図はなくても結果として煽ってしまう人」です。
以下、それぞれについて解説します。

「煽り運転すること」を目的としたドライバー

極々少数と思われますが、「煽り運転すること」を目的として運転しているドライバーがいます。こうした人の言い訳の典型が「むしゃくしゃしていて、誰でもよかった」です。最も悪質な部類のドライバーといえ、理屈が通じず、どうにもならないタイプです。

万が一、こうしたドライバーに運転中に遭遇してしまったら、どれだけ自分の正当性を訴えたところで解決には至りません。被害を最小限に抑えるためには、自分自身に全く否がなくても、その場から安全に去ることを考えなければなりません。

相手は、理屈が通じないため、正論を振りかざしたところで、更にエスカレートする機会を与えてしまうだけなので要注意です。

「煽り運転をする人」に変貌してしまう人

些細なことが切っ掛けで、自分の正当性を誇大に主張してくるタイプです。つまり、本人には煽る気がなくても、相手に否を認めてもらわないと気が済まないタイプです。

この場合は、あなた自身が悪くないことを主張したところで解決にはなりません。相手を怒らせてしまったことについては、素直に謝罪するのが得策です。

ただし、あなたの運転行為が不当であったことを全面的に認め、謝罪する必要はありません。あなたの運転が正当・不当に関わらず、その行為自体が相手に迷惑をかけてしまったことを謝罪します。

先ずは、相手の行為をそれ以上エスカレートさせない事

厄介なのは、上述した両ドラーバーは、基本的には煽られている最中は見分けがつきません。従って、安全第一を考えるのであれば、前者のタイプであることを前提に、対応する必要があります。

つまり、「煽られている」「相手のドライバーが怒っている」と感じた時点で、それ以上、相手の煽り行為がエスカレートしないように対応する心構えが大切です。

繰り返しますが、最悪の相手の場合は「理屈が通じない」のですから、あなたがどれだけ正義感を振りかざしても、相手の思う壺なのです。理不尽極まりないかも知れませんが、相手を更に逆上させてしまう行為は、あなたにとって何の利もありません。特に、同乗者や家族が乗っていた場合は、冷静な判断が必要です。

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